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当初は苦労した店の経営も、手づくりの味がクチコミで話題となり、雑誌やガイドブックに掲載されるほどの人気店に。平成7年に夫を亡くしましたが、澄子さんが店主を引き継ぎ再出発しました。
また、平成13年の新装開店時は、直前の手首骨折というアクシデントにもひるまず予定通りオープン、さらに平成15年には交通事故で脳内出血と胸骨骨折という不運に見舞われましたが、たった3カ月間の休業で復活! 澄子さんの回復力と仕事への情熱には本当に驚かされます。
「私は末っ子だから甘えん坊で、長男だった夫を頼ってばかりいたのね。でも夫を亡くした後に覚悟を決めたのよ。一人でやらなくちゃって」。夫と築いた大切な店を守るのは自分だと思う一心が、澄子さんの体にその都度、奇跡的とも言えるパワーを生み出してきたのかもしれません。
「熱さえ出なけりゃ大丈夫!」70歳の今もこう言い切る澄子さん。おだやかな笑顔の中に豪快さを秘めた、強くてカッコいい女性です。 |
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| 「夫も私もラーメン店で修業した経験はなくすべてが自己流でしたし、店の経営が軌道に乗るまでは本当に大変でね。『何かひとつ、ほかの店とは違う個性を主張できる味を……』と考えて行き着いたのが、手作りの自家製チャーシューとスペアリブだったんです。とろけるぐらいにやわらかく煮込んだ豚バラ肉を、ラーメンの上にドーンと載せてね。余計な脂身はそぎ落として出すから本当にお肉がたっぷりなの。お正月にはチャーシューやスペアリブだけを売ってほしいと注文してくる常連さんも多いんですよ」。 |
取材協力/「ラーメン四馬路」
千葉県君津市郡2-15-11
電 0439-54-7677
営業時間 水・木・金 12:00〜13:30、18:00〜23:00、土・日・祝12:00〜23:00 月・火休
構成/松田優子 撮影/堀 智昭
取材・文/水野成美
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