yururism.net週末アコースティック宣言
ようこそ、ゲスト さん    HOME | SITE MAP
メンバーページ 会員登録 ログイン
特集 ヘルシー&ビューティー ライフ エンタメ レシピ コラム ギャラリー
おばあちゃんの台所 素敵に歳を重ねた女性の笑顔って、とてもあたたか。ぽかぽかとした陽だまりのような、おだやかな優しさに満ちています。そんな魅力いっぱいの“おばあちゃん”のもとをたずねて、自慢の手料理を教えていただくことになりました。
第4回 甘辛ハッキリ味つけに、工夫が光る家庭料理
千葉県君津市の国道沿いに、グルメ雑誌などでも評判のラーメン店「四馬路(すまろ)」があります。厨房に立つのは今年70歳の女主人・北原澄子さん。全国各地で数え切れない苦労を乗り越えてきた彼女、現在も毎日バリバリ働きながら家事もこなす忙しさなのに、いつも物静かでおだやかなこの笑顔。時間も家計もやりくり上手な澄子さんが伝授する、定番・早ワザ料理は必見です。

1) 2) 3
1)この厨房で人気のスペアリブやチャーシュー、もちろんラーメンスープも毎日手作りしています。2)店の休業日には体操や水中ウォーキングで汗を流すというアクティブな澄子さん。「このトシで水着、買っちゃったのよ(笑)」とうれしそう。 3)値段も手頃で親しみやすい食材をたっぷり使った冬の献立です。4)現在は長女の家族と同居していますが、料理はもちろん、掃除や洗濯など家事はすべて自分でこなします。11人もの孫に恵まれ彼らの成長も大きな楽しみ。5)JR内房線君津駅から車で約10分、国道127号沿いに立つ「ラーメン四馬路」。2年前に改装しいっそう明るい雰囲気になりました。
4) 5)


長崎、神奈川、そして千葉・君津。運転手の夫と各地で苦労を共にした日々


 昭和9年、山口県下関市で7人きょうだいの末っ子として生まれた澄子さん。就学前に母を亡くし、戦中戦後の厳しい時代を家族と支え合って過ごしました。結婚した姉の影響で料理に興味を持ち始め、中学を卒業後、知人が営む長崎県佐世保市の小料理店で働くことに。その頃、店を訪れた5歳年上の男性と縁があり19歳で結婚。二男三女に恵まれ、タクシー運転手の夫と共に上京したのが昭和39年でした。「『東京オリンピックでタクシー運転手が足りないから来てくれ』と、九州にまでスカウトの話が来まして。家族で東京に引っ越してきたんです」。
 働き者の夫はその後、親しい仲間に誘われ稼ぎのいいダンプカーの運転手に転身、一家は神奈川県に移りますが約1年後に会社が倒産。アルバイトなどを経て、夫は運転手仲間と1人1台ずつダンプを持ち寄って仕事をすることを決意、今度は千葉県に転居します。そして「いずれは運転手を引退して、飲食店を持ちたい」と夫婦で語っていた夢を実現させ、昭和55年にラーメン屋を開店しました。店名の四馬路(すまろ)は、夫が青春時代を過ごした中国・上海の通りの旧名だそうです。


スローガンは「熱さえ出なけりゃ大丈夫」!!
 当初は苦労した店の経営も、手づくりの味がクチコミで話題となり、雑誌やガイドブックに掲載されるほどの人気店に。平成7年に夫を亡くしましたが、澄子さんが店主を引き継ぎ再出発しました。 また、平成13年の新装開店時は、直前の手首骨折というアクシデントにもひるまず予定通りオープン、さらに平成15年には交通事故で脳内出血と胸骨骨折という不運に見舞われましたが、たった3カ月間の休業で復活! 澄子さんの回復力と仕事への情熱には本当に驚かされます。 「私は末っ子だから甘えん坊で、長男だった夫を頼ってばかりいたのね。でも夫を亡くした後に覚悟を決めたのよ。一人でやらなくちゃって」。夫と築いた大切な店を守るのは自分だと思う一心が、澄子さんの体にその都度、奇跡的とも言えるパワーを生み出してきたのかもしれません。
 「熱さえ出なけりゃ大丈夫!」70歳の今もこう言い切る澄子さん。おだやかな笑顔の中に豪快さを秘めた、強くてカッコいい女性です。
手づくりのチャーシューと
スペアリブ
「夫も私もラーメン店で修業した経験はなくすべてが自己流でしたし、店の経営が軌道に乗るまでは本当に大変でね。『何かひとつ、ほかの店とは違う個性を主張できる味を……』と考えて行き着いたのが、手作りの自家製チャーシューとスペアリブだったんです。とろけるぐらいにやわらかく煮込んだ豚バラ肉を、ラーメンの上にドーンと載せてね。余計な脂身はそぎ落として出すから本当にお肉がたっぷりなの。お正月にはチャーシューやスペアリブだけを売ってほしいと注文してくる常連さんも多いんですよ」。
チャーシューメン チャーシューメン
取材協力/「ラーメン四馬路」
千葉県君津市郡2-15-11
電 0439-54-7677
営業時間 水・木・金 12:00〜13:30、18:00〜23:00、土・日・祝12:00〜23:00 月・火休
構成/松田優子 撮影/堀 智昭
取材・文/水野成美
澄子さんが伝授するレシピ はこちら



Features
特集
07.11.30 update
『お香』といっても、お線香、練香、香木と、実にさまざま。いにしえから伝わる“和の香り”を楽しんでみてはいかが?

Regulars
ヘルシー&ビューティ
07.11.26 update
カラダ極楽レシピ
内側からリラックスする方法
オフタイムのじっくり呼吸法
ライフ
07.01.22 update
ゆるりの部屋
これだけは押さえておきたいホームパーティーのマナー
エンタメ
06.12.11 update
シネマ道場
マギー&ドギーの、言いたい放題映画対談!
レシピ  
おばあちゃんの台所
知恵と経験と優しさがつまった手料理を召し上がれ
コラム  
坂本美雨のPhotoエッセイ TOKYO徒然草
NYで、東京で、中国で。
サカモトミウの徒然草
ギャラリー
イラストレーター岡田美香が描く
yururism的世界
ギャラリー 壁紙
PRESENT
2月のプレゼント
ノラ・ジョーンズ『ノット・トゥ・レイト』発売記念クロックを3名様に!


イ餔・鄂ク

CONTACT US l ご利用条件 l プライバシーポリシー

Copyright (c) Yururism.net 2009. All Right Reserved.

Yururism.net は、“週末自然体”を満喫するためのサテライトサイトです。