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26歳で地元の男性と結婚。嫁ぎ先の農家でも養蚕や畑仕事に精を出し、家事もテキパキ切り盛りしました。二人の娘が家庭を持ち、苦労人だった母も90歳過ぎまで元気に過ごして、三世代同居を7年間続けたことが小夜子さんの自慢です。「母は亡くなったけど、今は孫娘も結婚して、娘夫婦ともども隣町にいるんですよ。また三世代が揃ってうれしいよねぇ」。
「つくたべかん」では97年の開館時からスタッフとなり、週5日の勤務。地の物をふんだんに使った田舎料理を作ります。町を出た人々も里帰りの折にたずねてくるから、30年ぶりの旧友との再会という、うれしい出来事もありました。「私の料理が故郷の人たちとの絆になっているのかもしれないって、ますます張り合いが出るのよ」。忙しい時には小走りで、パワフルに働く小夜子さんは、頼もしい肝っ玉母さん。それはきっと、料理と人生を教わったお母様から自然と受け継がれた心意気なのでしょう。
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| 山梨名物のほうとうと同じ生地を、ここ鰍沢では四角く切って折るんです。形が農具の「箕(み・穀類をふるう農具)」に似ているでしょ。そこで、福をすくいとるという意味で「福箕(ふくみ)」となり、さらに転じて「みみ」と呼ばれるようになったとか。母に教わって小さい頃から作っているけど、粉と水の分量や練り方で固さが変わるから難しくて。初めてうまく出来た時はうれしかった! 元旦の朝に「新年の福をすくいとる」と縁起をかついだり、いつも人が集まるお祝いごとには欠かせない、伝統のごちそうです。 |
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