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| 根津・谷中は「歩いているだけでのんびりホッコリできるから大好き」と話すイラストレーターの岡田美香さん。そんな彼女にお気に入りスポットを案内してもらいました。まず千代紙の店「いせ辰」へ。江戸時代から製作・所蔵している版木(はんぎ)で和紙に刷られた錦絵や様ざまな柄の千代紙、その柄をモチーフにした手ぬぐいや扇子、団扇など江戸情緒が詰め込まれた店内は、毎日多くの女性たちで賑わっています。「千代紙の色々な柄の組み合わせや、色の使い方などハッとさせられることが多いんです。ここに来ると長居しちゃって(笑)」と言いながらいろんなモノを購入。まだ名残惜しい「いせ辰」を後に「谷中銀座商店街」に。「ココはお惣菜屋さんがとっても充実!コロッケとかつい買っちゃうんですよ」。片手にコロッケでぶらり歩き!な気安さも下町散策の良いところです。 |
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| 「谷中銀座商店街」を抜け、坂を上りきると右手に見えてくるおせんべい屋さん。大正2年創業の老舗「谷中せんべい」は、ショーケースやガラス瓶に美味しそうなおせんべいがギッシリ。「ここのザラメせんべいは最高!お醤油の香ばしさとザラメの甘さが絶妙ですよ」とすでにパクついている美香さん。バリッと威勢のよい音を愉しみながらいただくおせんべい、下町散策には欠かせない粋な相棒です。彫刻家朝倉文雄氏のアトリエと自宅を美術館にした「朝倉彫塑館」も美香さんお気に入り。「森鴎外や夏目漱石をはじめ有名な作家や芸術家たちが暮らした街。芸大も近いしギャラリーも多い、街のいたるところに文化的な雰囲気が漂っているのも好きな理由のひとつですね」。 |
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| 言問通り(こととい)の手前で「愛玉子」と書かれた黄色い看板、これ何?!「愛玉子(オーギョウーチー)は台湾のデザート。台湾では屋台で売られてますよ。でも本場よりも美味しいんです」と台湾で暮らしたことのある美香さん。愛玉子は、プルンとした食感が楽しいデザート。大正2年に開店した同店は、芸大も近いので有名画家や音楽家たちも学生時代に顔を出していたそう、ご店主に興味深い話を聞かせていただき店をあとに。言問通り沿いにある「下町風俗資料館」を覗き、不忍通り(しのばず)までの途中にある甘味屋「天三味」に立ち寄り。「ココの『谷中下町ゆべし』はお土産にピッタリ。種類がたくさんあるので迷ってしまいます」と美香さん。こし餡入りの胡麻ゆべしを購入し「根津神社」へ。つつじ祭りで有名なこの神社は、地元の人たちのくつろぎスポット。ベンチに腰掛けて「胡麻ゆべし」を食べていると、ほんわか幸せな気分。「今日も満喫してしまいました」と笑顔の美香さん。ゆるりな幸せが見つかる下町散策いかがですか。 |
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岡田美香
『ダメな女』(村上龍著 光文社刊)の装丁イラストでイラストレーターとしてデビュー。現在、女性誌や書籍、CDジャケット、スケーターブランド「STUSSY」(オーストラリア限定)Tシャツのイラストなど、多彩な活躍ぶり。女性の可愛らしさとクールさを感じさせる独創的なタッチが魅力。
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| ミカさんのHP:http://www12.ocn.ne.jp/~micca/ |
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