| 私は「夏の夜の夢」という物語を引っ張って行く、ハーミアという恋に生きる女の子の役を与えられました。6月下旬からまるまる一ヶ月半、稽古場に毎日通い詰め、8月に入ってからは毎日、横浜の稽古場へ。たった一晩の舞台のためにこれだけの時間を費やすのは珍しいこと。でも私のような未経験者にとっては、この期間は舞台の基本中の基本からすべて、身体に叩き込むためのトレーニングの時間でした。立ち方、動き方、声の出し方、シェイクスピアの表現方法。自分の身体を認め、知ること。ハーミアとして“そこに居る”ということ。そしてなにより、共演者と繋がって言葉とエネルギーを受けたり与えたり交換し合うということを少しずつ学んでいくうち、それは自分の今までの生い立ちからくる性格や、コンプレックスや、癖や価値観と向き合うことでもありました。 |

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稽古場での風景。お姉さんの妖精達と、小さい妖精達の踊りのシーン。小さい子たちは素のままでも充分、妖精ちゃん。 |
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