| もともと、デヴィッド・ルヴォー氏(先日まで、東京で彼が手がけた「9-nine-(ナイン
The Musical)』も上演されていた)の作品にとっても興味があり、迷わずチケットを取ったのだけど、俳優陣がまた豪華なことには驚いてしまった。アマンダ・ウィングフィールド役にジェシカ・ラング、トム役にクリスチャン・スレイター。『欲望という名の電車』のブランチ役として有名なジェシカ・ラングは、そこに立っているだけで、テネシー・ウィリアムズの世界に人々を連れていってしまう。美青年、と思っていたクリスチャン・スレイターは、普通にオヤジになってきたのか、それとも役のためか、がっちりとした体系になってきていて、その貫禄もぴったりだった。なにより圧倒されたのはジェシカ・ラングの声の表現力! 彼女の声には時に女の凄みがあり、時に脆く繊細でもあり、子供離れできない、揺れる母の切実な心がぴりぴりと伝わってくる。 |

 |
空はパキッとした青、鮮やかな新緑の隙間から射し込む光も鋭く、そして足元には影までもがくっきりと浮かび上がって、すこし目眩がします。 |
 |
|